2025年8月2日に東京・後楽園ホールで行われた日本ライト級挑戦者決定戦でTKO負けした浦川大将選手が、8月9日に亡くなったそうです。
同日のメインイベント、東洋太平洋スーパーフェザー級タイトルマッチで引き分けた同級5位の神足茂利も8日に亡くなっており、この異常事態に亀田史郎氏が意見を述べました。
リング事故の根本原因を語る内容が「正しい」「説得力ある」「珍しく意見が合った」などと賞賛の声があがっています。
亀田史郎氏 相次ぐリング事故の根本原因を指摘「スパーリングなのよ。そこで来んのよ」(Yahoo!ニュース)
亀田史郎氏が語る「リング事故の根本原因」とは

史郎氏はジムでスパーリングしている際のダメージの蓄積を指摘。
練習用の大きいグローブは面積が広いため、揺れるダメージも大きいと語っています。
さらに、スパーリングでは中止やダウンがないため、練習中のダメージがすべて蓄積されるとのこと。
また、暑いときは練習を少なめにするなどの対策の必要性も指摘しています。
過激な発言や行動で炎上することも多い亀田史郎氏ですが、このコメントにはたくさんの人から賞賛の声があがっています。
亀田史郎氏の珍しくまともな意見に賞賛の声続々
Yahoo!のコメントには元ボクサーという方の書き込みがありました。
私も試合後、急性硬膜下血腫で生死の境を彷徨いました。
何故にそうなったかを後々考えたら、自分自身が思う原因は「スパーリング」でした。
試合はその引金を引いただけだと思います。
その他にもたくさんの賞賛コメントが。
亀田三兄弟のディフェンス技術の高さについて、史郎氏のこの考え方に基づいた指導であったことに感心する声もみられます。
相当な練習をしてきたのだと思う。
史郎さんの子供たちを守る愛情もあったのだと思う。
亀田よりストイックに守備を磨いてる選手や高度なディフェンスがある選手は中々思い浮かばない。
亀田三兄弟は3人で合計116戦しているけど、KO負けは一度も無し。
確かに致命的な一打を浴びたという記憶が無い。
史郎氏の言っている通り、スパーリングの怖さを指摘する声も。
実は激しいスパーリングが脳のダメージと選手生命を縮めていることをまだボクシング関係者は知らない。
例えばムエタイなどはほとんどマススパーリングしかやらないので 練習でのダメージが少ない。
ヘッドギアをかぶって大きなグローブでスパーリングをすれば、パンチを受けても痛みはないが振幅幅は大きくなる。
脳は水を張ったバケツの中に豆腐一丁を入れた状態に例えられる場合があり、振幅幅が大きくなると豆腐は崩れる。
父親としての愛情や指導者としての考え方に心が温かくなりましたが、普段亀田史郎氏のコメントに賞賛の声が上がるなんて見たことがないのでちょっと驚きですよね!
ちなみに、これだけいいこと言ってるのに亀田史郎氏のYouTubeちゃんねるにはアンチコメントがたくさん(失笑)