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Kōki,主演映画『女神降臨』が大コケ!Kōki,見たくない?評価は?

最低20億円以上という興行収入を目指して制作されたKōki,さんの主演映画『女神降臨』が大コケしたと話題になっています。

この映画は前編・後編の二部作となっていて、前編は初登場9位で翌週にはランク外、後編は初週からランク外という結果でした。

この大惨敗がなぜ起きたのか、また、この映画でのKōki,さんへの評価を調査してみました。

目次

大コケ『女神降臨』の興行成績

女神降臨
映画『女神降臨』オフィシャルサイト

『女神降臨』の原作はLINEマンガで連載された韓国発の作品。

46カ月連続で読者数ランキング1位を獲得、さらに全世界累計閲覧数はなんと64億回を記録した大ヒット漫画です。

大人気作品を実写映画化した『女神降臨』はキムタクと工藤静香さんの次女Kōki,さん主演という話題性もあり、大きな期待を背負って封切られました。

公開された興行成績

前編の公開初週の観客動員数は約6万人・興行収入は8000万円で、興行収入ランキングでは初登場9位という結果となりました。

全国311館の上映規模に対してのこの数字は、”惨敗”と言えます。

同じ週末で1位の『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』は動員約28万2000人、興行収入約3億4700万円を記録しており、4倍以上の差をつけられている状況でした。

二部作構成のメリットとデメリット

映画『女神降臨』は、前編「Before 高校デビュー編」後編「After プロポーズ編」の二本を3月と5月に分けて公開するという構成でした。

作品を分割するメリットとデメリットをみてみましょう。

メリット

  1. ストーリーを丁寧に描ける
  2. 興行収入が2回得られる
  3. 前編と後編を同時撮影することでコストを抑えることができる

デメリット

  1. 前編の出来が後編の興行収入に大きく影響する
  2. 前編でストーリーが完結しない場合、消化不良という評価が増える
  3. 間が空くことで熱が冷める

メリットに対してデメリットの方が大きい気がしますよね。

なぜわざわざ二部作にしたのでしょうか?

メイクで人生を切り開いた麗奈が高校生から大人になるまでの‟恋“と‟夢”を追いかける【9年間の物語】を、二部構成のもと壮大なスケールで描き切ります。

(引用元:ソニーピクチャーズ

ということで、223話におよぶ主人公・麗奈の成長物語は「映画1本では収まりきらない」というのが主な理由だったようです。

『女神降臨』が大コケした原因はなに?

映画『女神降臨』が大コケした原因は、原作ファンをしっかり取り込めなかったという部分が大きいとされています。

主演のKōki,さんには話題先行というイメージが強く、固定ファンがまだ多くないという指摘もあります。

原作と内容が違う

原作の持つ独特な雰囲気や、登場人物たちの心情描写が、映画では十分に表現されていないという声が多く聞かれます。

また、ストーリーの展開が原作と異なる部分が多く、原作ファンにとっては物足りなさを感じる点も少なくありません。

例えば、原作では重要な役割を担うキャラクターが、映画では大幅に役割を減らされていたり、原作にはないオリジナルの展開が加えられていたりします。

このような変更が、原作の世界観を損なっていると感じるファンもいるようです。

映画の脚本や演出に課題

映画全体の構成や演出に関しても、改善の余地があるという意見が出ています。

ストーリー展開のテンポや、キャラクターの掘り下げ不足など、脚本の弱さが指摘されています。

映画は、限られた時間の中でストーリーを伝える必要があるため、テンポの良い展開が求められます。

しかし、「女神降臨」においては、ストーリー展開が遅く、退屈に感じられる部分もあるという意見がありました。

また、キャラクターの掘り下げが不十分であるため、感情移入しにくいという声も聞かれます。

特に、主人公以外のキャラクターの背景や心情が十分に描かれていないため、物語に深みが欠けていると感じる観客もいるようです。

競合作品との激戦

公開時期が『ドラえもん』や『コナン』など、強力なタイトル公開と重なったことで、ファミリー層や若年層の観客を奪われた可能性があります。

映画界では公開時期の選択が興行成績に大きな影響を与えることが知られており、強力な競合作品との激戦が不利に働いたとも言われています。

二部作構成という戦略が裏目に出た

二部作という構成は前編の成功が後編の興行に直結するため、リスクの高い戦略です。

前編の不振は2週目以降圏外となる結果を招き、その後に公開された後編への期待値も下がってしまったようです。

意外?Kōkiへの評価は高い

ビジュアル面については、映画の公開前から高評価でした。

主人公・谷川麗奈とKōki,さんはビジュアル面の共通点が多く、「美しい」「イメージ通り」など肯定的な評価も多かったようです。

また、原作者yaongyi先生自身も「完璧すぎるキャスティング」「原作を見事に表現した」と絶賛しており、原作ファンからの反論もあまり出なかったとのこと。

演技の面では、主演だけでなく脇役も演じながら演技の幅を広げていき、少しずつ評価を高めていく形にした方がいいという意見が出ています。

Kōki,さんをデビュー以来プロデュースしているのは工藤静香さんだと言われています。

工藤静香さんのブランド志向が強く影響しているとみられ、映画やドラマに3番手以下の脇役で出演していないことで、演技力への課題が指摘されているようです。

今後も主演作で大コケが続くと間違いなくイメージが悪化します。

Kōki,さんの女優としてのキャリアのためにも、脇役で実力を磨く時間が欲しいところですよね。

Kōki,見たくないと嫌われる理由

両親のDNAを受け継ぎ、整ったきれいな見た目は多くの人が認めるところ。

なぜKōki,さんはマイナス面の方を大きく取り上げられるのでしょうか。

ここで「キムタクと工藤静香の娘」という一見親の七光りとも思える肩書きが、実はKōki,さんの足を大きく引っ張っているという事実が見えてきます。

母親が関与しすぎたために芸能活動に支障をきたした芸能人は割と多いのですが、Kōki,さんもまさに母親が関わりすぎてイメージが悪くなっているように感じます。

なんの先入観も無くKōki,さんを見てみたら、いまとは全く違う評価になるような気がしますよね。

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