2025年7月23日に京都市上京区で、飛び出してきた自転車に驚いた京都市バスが急ブレーキ。転倒した乗客が骨折するというケガを負ったそうです。
警察は走り去った自転車の運転手を道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで捜査しているとのこと。
京都市バスが急停車、乗客が左肩骨折 飛び出した自転車避けようと急ブレーキ ひき逃げ容疑で捜査(京都新聞)
・・・え?自転車の運転手の方をひき逃げの疑いで捜査するのはなぜ?
その理由を調査しました。
目次
ひき逃げの定義とは

ひき逃げとは、車やバイク・自転車などの乗り物を運転していて人をケガさせたりしてしまったのに、そのまま逃げることです。
事故を起こした人には義務が発生します。
- すぐにけが人を助ける
- 警察や救急車に連絡する
これをしないで何もせずにその場からにげると、「ひき逃げ」という犯罪になります。
なぜ自転車の方が「ひき逃げ」になるの?
今回は、接触はしていないものの車同士(バスと自転車)によって引き起こされた人身事故ということになるようです。
その原因となった自転車の運転手が”必要な措置を講じることなく立ち去った”ことで「ひき逃げ」が成立していると思われます。
おそらく自転車の運転手は負傷者がいるとも思わず立ち去ったのだと思いますが、ニュースを見て初めて事の重大さに気付いたのではないでしょうか。