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宮沢洋一税調会長が次の参議院選挙で落選する可能性と”国民の敵”と呼ばれる理由

減税に対して反対姿勢の強い宮沢洋一税調会長は、物価高騰や収入減少に悩む国民から大きな反発を受けています。

また、衆議院選挙の広島5区(宮沢家の地盤は6区)では、宮沢洋一氏の次男が自民党公認から落選したという結果に。

2028年の参議院選挙で宮沢洋一氏が落選する可能性と「国民の敵」と呼ばれる理由を、最新の選挙情勢とともに解説します。

目次

宮澤洋一税調会長プロフィール

宮沢洋一

宮沢洋一氏は自民党所属の参議院議員で、2025年現在は自民党税制調査会会長(税調会長)。

自民党参議院議員で税制調査会会長として重要な政策立案を担ってきた政治家です。

旧大蔵省出身の税制エキスパートとして、党内でも税に関する判断力が高く評価されています。

自公政権が国民民主党の「年収103万円の壁」引き上げ論に対応する場面でも、宮沢氏の続投が必要と判断されました。

税政策の責任者として活躍する宮沢洋一氏は政策影響力が高く、与党内部で信頼の厚い人物といえます。

宮沢洋一税調会長が「国民の敵」と呼ばれる理由

宮沢洋一がすべて告白!103万の壁…決着の裏側

宮沢洋一氏(自民党税制調査会長)はなぜ「国民の敵」と呼ばれているのでしょうか。

  • 国民民主党が「103万円の壁」を178万円に引き上げること求める中、宮沢氏は123万円を提示
  • 財務省の提案を優先し、国民の負担軽減に消極的な姿勢を示している
  • 財政健全化を重視し「財源がない」と繰り返す姿勢が増税/現状維持派と見なされている
  • Xで「国民の敵 宮沢洋一」というワードがトレンド入り

多くの国民にとって「103万円の壁」を178万円に引き上げることは減税となるのですが、それを阻む存在として【ラスボス・宮沢洋一税調会長】への批判が高まったようです。

YouTubeの討論番組「ReHacQ(リハック)」出演でもかなり話題になり、当時も炎上していました。

宮沢洋一税調会長が次の参議院選挙で落選する可能性

宮沢洋一氏は2022年度の参議院選挙広島選挙区において、二位にダブルスコアの圧倒的な支持率でトップ当選しています。

しかし、現在の状況は宮沢氏にとって少し深刻かもしれません。

減税に対しての否定的な姿勢から「国民の敵」と呼ばれるほど国民からの信頼を無くしているのです。

2025年7月の参議院選で自民党が大幅に議席を減らした状況を踏まえると、宮沢洋一氏落選の可能性は無視できないと判断できます。

単一選挙区では多くの地域で野党が優勢となり、自民党の基盤が揺らぎました。

特に四国や関西など伝統的な選挙区でも敗北が相次いだ結果、自民党全体の議席獲得が大きく減少しています。

比例で出馬なら落選の可能性は低い

宮澤洋一氏の場合、次回2028年の参議院選挙に出馬しても選挙区では落選の可能性が高いと言われています。

2028年には78歳と高齢でもあり出馬しない可能性もありますが、もし出馬するとすればおそらく選挙区ではなく比例区で出馬するのではないでしょうか。

比例区には「特定枠」という優先して当選できる制度があるので、おそらく特定枠が適用されて落選は免れる可能性が高いということになります。

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